約24時間周期の転写産物リズムを生み出す新たな転写後調節A-to-I RNA編集

吉種光
(東京大学 大学院理学系研究科 助教)

2015年8月11日火曜日

ヨーロッパ時間生物学会EBRSにてPoster Prizeを受賞しました

8/2-8/6に英国マンチェスター大学にて開催されたヨーロッパの時間生物
学会EBRSに参加してまいりました。

生物リズムに関する主要な会議は3つあり、日本が企画運営をしている
日本時間生物学会JSC、米国が企画運営をしているSRBR、ヨーロッパ
が企画運営をしているEBRSがあります。JSCは毎年開催しているのに
対してSRBRとEBRSは隔年開催で、それぞれぶつからないように開催
されています。これに加えてゴードン会議GRCがEBRSと同じ年に開催
されています。

これまではJSCに加えてSRBRとGRCに参加を続けてきたのですが、
今回EBRSが開催されるのがマンチェスターということで、今年はGRC
ではなくEBRSに参加することにしました。マンチェスター大学には
Qing-Jun Meng氏やAndrewLoundon氏などこれまで共同研究を行い論文
にまとめてきた仲間がおり、今もまた論文を執筆中ですので、ぜひ一度
研究室に遊びに行きたいと思っていたからです。これまでの共同研究の
仕事は下記リンクをご参照ください。
Pekovic-Vaughan et al., Genes Dev. 2014
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24637114
Gossan et al., Nucleic Acids Res. 2014

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24728990

初めての英国出張となったのですが、噂通り食事とホテルの質は厳しい
ものがありました。しかし、ゴシック調のヨーロッパの街並みはキレイ
で欧米の中では治安がよく、さすが紳士の街であると感銘を受けました。

学会では本研究助成の内容をポスター発表してきたのですが、先月の
GRC会議でのPoster awardに続き、またもPoster Prizeを受賞すること
ができました。本研究が世界で高く評価されていると自信になりました
ので、より一層研究に専念したいと思います。

最後に、海外出張をすると時差ぼけを体感できます。これは我々が研究
対象としている体内時計の乱れによるもので、この時計の乱れが睡眠
障害だけではなく発癌リスクの増大や肥満など様々な問題と直結する
ことが知られています。日々の研究を自分で実感し、また自分の研究に
フィードバックする上でも重要な経験となります。まぁ辛いですが、
ポジティブに。いつか自分の研究が時差ぼけの根本からの解決に繋がる
と期待して研究に励むのみです。



1 件のコメント:

  1. 吉種先生
    調子いいですねえ。。お疲れでしょうが、来週19日の東大でのセミナーの方もよろしくお願いいたします。

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